Far Cry 2 (2)
だんだんと、なんか分かってきた。このゲーム。
最初は、武器のマネジメントや車の挙動、密林の雰囲気なんかが『Just Cause』に近いかなあって思ってたけど。
このプレイ感覚はむしろ、『立体忍者活劇 天誅』っぽい。
天誅は初代の一面、越後屋屋敷こそがコンセプトが一番素直に表れて面白いと感じていて、あの屋敷を1分足らずでクリアすることもできたし、逆に1時間以上かけてプレイしたりもしてた。つまりはまあ、すごいハマってた。
なんかあの感じ。
地図とにらめっこして、
どこから攻めるか考えて、
遠くから偵察して、気配を窺って、
機会が来るまでじっと息をひそめて・・・。
そこには無粋な時間制限も、強制的なシーンの切り替わりも何も制約は無くて。
プレイヤーが考えたシナリオ通りに、プレイヤーを好きに動かせるということ。
それをゲームが邪魔しないというのが一番重要なところ。
高所に位置取って、ファイアピストルで後方に火をつけて手前に誘導してグレネードで一網打尽とか、火計っぷりがきちんと機能してるのも嬉しい。
どう攻めるも自由だけど、やはりステルスプレイに真価があるかなあ。
そのうえ実際やってることはけっこう派手で、確実にカタルシスが得られるのがいい。
天誅でもアイテムに地雷(比喩表現の地雷でなく、兵器の地雷)があったのがかなり気の利いてるところで、ステルスとカタルシスということがよく分かってたなあと。
まあ、あとスナイパーとか、一週間とか張り込むわけじゃないですか。(じゃないですか!)
自分がステルスゲーに求めるところってたぶんそういうところで。
一週間は無理でも一時間くらいは張り込んだりとか・・・いや、ウソ。無理。
っていうかどのみち敵AIのパターン的に長時間張り込むことに意味が無いし。
どっちかっていうと、そこまでの計画立案のところかな。
実行は短くても、作戦は好きなだけ十分に練れるアクション(ストラテジーだと本気で手数読み勝負になるので苦手&出たとこ勝負を楽しみたい)というのは没頭してしまう。
ハンティングゲーム。
随所にある検問所と、ミッションで攻略対象になる敵拠点。
ミッションのオブジェクティブ自体は潜入してなんか破壊しろとかアイテム取れとかくらいで実質変わり映えはしないけれど、拠点のほうは城砦から邸宅、農場や廃屋などわりとバリエーションに富んでいて、これが攻略対象として毎度なかなか面白い。少人数スポーツ系FPSの対戦マップっぽい感じというか、攻めるも守るもちゃんと遊べる仕様で作ってある、という感じがする。
マップエディタがあるってところがそういうところの表れだと思うし、天誅もマップエディタあったなあ。
一人称没入型でありながら、このへんStalkerなんかとは全然違っていてむしろJust Causeっぽいと書いたように、シミュレーター寄りじゃなくてゲームゲームしてる。
性能差をくっきり出した武器体系や、簡略的な武器弾薬マネジメント、局所で完結させるようなこじんまりした戦闘領域とか。とてもゲームっぽい、というか、こういう感じっていうのがコンソールらしさなのかな。
ゲームやってるのに、ゲームっぽいとかゲームっぽくないとかつい書いちゃったけど、
まあ、ゲームっぽいゲームって、なんですかね。
なんか、化学調味料みたいな感じというか。
一般的なゲームだと、面白さの要素ってもうすでに分かりきってるわけで。
これとこれを振りかけておけばまあゲームだよね、って。そういう要素。
大抵のゲームはそれで成り立ってるし、みんなそれで楽しむことはできるわけで。
そういうの、別に悪い要素じゃないんだけど、なんかもう、いっぱい摂取しすぎてしまったので、ちょっと許容量超えてるというか。
だからそういうのを離れた目新しいことばかりついつい追いかけちゃう。それはつまり面白いとか面白くないとかじゃなくなってくるわけで。グルタミンじゃないわけですよ。
まあ、なんか。
コンソールで熱中して遊べていた頃を思い出したというような感じ。ゲームしてる。





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