Fahrenheit (aka Indigo Prophecy)
ファーレンハイト改めIndigo Prophecyと改名されたアドベンチャーゲーム。
今年Heavy RainをリリースしたフランスのデベロッパQuantic Dreamによる開発で、これは一つ前となる2作目。
以前に購入してみたものの、箱コンだと肝心の右スティックを認識してくれなくてプレイを諦めざるをえなかったけど、最近になってPSコンを発見したのでやってみたら動いた。
と、いうわけで体験版をプレイしてから5年。
心の奥底に引っかかってたタイトルにやっと取り組むことができた。
物語の始まりは雪の降りしきるNYのダイナー。
主人公はそのトイレ内で無意識に殺人を犯してしまう。
画面を分割する演出が本ゲームの特徴の一つ。
いきなりの非常事態に加えて、迫ってくる警官を見せられることで緊迫感がたまらなく!
さらに大きな特徴は、ボタンを用いず全てアナログ入力で行動決定する点。
アクションではなくアドベンチャーなので、オブジェクトに近づいて提示される入力をしていくわけだけれど、
手を伸ばして物を取る、などといった動作は半分まで入力すれば半分まで手を伸ばすし、戻せば手を引っ込める。入力量にモーション再生が同期する。
単なるボタン押しによるインタラクティブムービーとは明らかに違った感触になる。
こんなちょっとしたことなのに、こんなに変わるんだと当時すごい感心したし、今やってみてもやっぱり面白い。
ダイアログもアナログ入力。
まあ、こちらはアナログモーション無いので、ボタン押しと変わらないっていうか、ボタンのほうが分かりやすいけど・・・。
ひとつひとつの会話は全般的にかなり短めなので英語でもサクサク分かりやすい。
まだ序盤までだけど、冒頭のダイナーや、この公園の雪の雰囲気がすごい好き。
子供が遊んでるモーションがなんだかすごくよくできてる。音楽もいい。
しかし華氏14度っていうと、-10℃。寒そうすぎる。
プレイヤーキャラクタは、殺人を犯した青年と、事件を追う男女の刑事コンビの計3人。
同一時間帯ではどのキャラのストーリーをプレイするか選択することになるけれど、全キャラ分プレイしてから次の時間帯に進むことになるのでどれを選んでも順番が変わるだけのようだ。
一方、時系列の繋がり的には、他キャラに影響を及ぼす選択も出てくる。
たとえば最初のダイナーの殺人現場で何もせずにダッシュで逃げた場合と、死体を隠蔽して出て行くのでは、後から来る刑事が扱う状況は当然違ってくる。
ざんねん!! わたしの ぼうけんは ここで おわってしまった!!的な演出も盛りだくさん。
アルコールと一緒に飲まないでくださいと書かれた薬を飲んで、お酒を飲むと・・・、あっさり逝けた。
ホラー映画の定番中の定番。キャビネットを閉じたらミラーに亡霊が。
普通にギャッ!ってびっくりしてしまいましたよ。
古いので全体的にテクスチャは粗めだけど、顔の見栄えはけっこう良さげかな。
事件のあったダイナーのウェイトレスさん呼んで犯人のモンタージュ画づくり。
これ、プレイヤーの手でそれっぽいのを組み上げるわけだけど、
やってみると、あれ・・・意外と主人公の顔が、分からん・・・。
こんな顔だった。
そして物語は、やがてQTEに・・・。
って、えー。
コンソール特有の、あのQTEが!
というわけで、しっとりとした前半を味わってきたものの、後半はトンデモらしい。
QTE自体はともかくとして画面分割や会話選択にも制限時間があったりするのは、アナログデバイスを利用した、時間に幅を持たせた意思決定、ということがキモの設計になっているということかな。つまり、間のゲームなのかも。広い意味で言えばQTEも間なのかもしれない。
















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