Rome: Total War
そろそろMount & Bladeでもやってみるか、と思ったりもしたものの、戦場での騎兵の役割についてまずはもっとマクロな視点から捉えてみないとな・・・という気持ちから選んだのはこのタイトル。
日本の戦国時代を舞台にしたShogun: Total Warから始まるウォーシミュレーションゲーム、Total Warシリーズ。
近代以前に行われてきた大規模な陸軍部隊の会戦をリアルタイムに指揮できるのがウリ。
これまでに戦国時代、中世ヨーロッパ、古代ローマ、中世ヨーロッパ2、帝国主義時代、ナポレオン戦争と6作品(と拡張版)がリリースされており、とりあえず3作目となる本作を遊んでる。
最近はちょうど5年前のゲームを立て続けにプレイしてることになるわけだけど、特にシリーズ物ではこのあたりでゲーム的に成熟しているものが多いんじゃないかという感じがする。
そんなわけで時は紀元前270年。地中海。
ヒストリエで描かれるアレクサンドロス大王の時代、及び大王死後のディアドコイ戦争は終わり、かつてのマケドニアはすっかり勢力分割されている。一方力をつけてきた共和政ローマはイタリア半島統一を果たし勢力を拡大していく、という状態からスタート。
これからローマは100年以上にわたり南のカルタゴと戦争を続けてハンニバルにガタガタ震えたり、東のマケドニアを滅ぼしたり、200年後にはカエサルが登場してガリアを征服し元老院派を打ち倒し帝政ローマへの道を築くというあたりまでがゲーム期間。
古代ローマについて正直全然知らないので、いろいろ背景を調べつつのプレイ。
ゲームはCIVシリーズや信長の野望のようなターン制戦略フェーズと、RTSでの戦術フェーズに分けられる。
Total Warはなんといってもこの戦術フェーズがたまらない。
何千人もの兵士を隊列組ませ、にらみあい、牽制し、押し合い、組み合い、あしらったり、時には退いて、立て直し、奇襲し、包囲し、壊走させる。
将軍が高らかに述べる戦闘前の口上がちゃんとシチュエーションに合わせて声とセリフが用意されていて、自軍兵士が鼓舞される様を見るのは何とも盛り上がってしまう。
で、この時代の戦術の基本としては・・・。
まずは重装歩兵で横に長く壁を作って敵の突破を阻み、金床とする。
投槍部隊の散兵を前列に置いて、敵射撃の吸収とヒットアンドアウェイで一撃お見舞い。
弓兵は後方か、射程が足りなければ前列に出たりして射撃戦。敵陣が迫ってきたら重装歩兵の後ろへ。
両翼には足の早い騎兵を配置。
歩兵同士が組み合ったら騎兵は敵歩兵の側面や後方から突撃して、そのまま包囲に追い込んだり、あるいは敵騎兵を迎え撃ったり。
歩兵は正面から渡り合ってる限りお互いなかなか減りにくいので、歩兵を金床、騎兵をハンマーとして挟み撃ちにする戦術がなんといっても有効。
騎兵突撃や包囲、射撃などを食らうことで兵の士気が低下していくとパニックになり、制御が効かずただ逃げるだけの壊走部隊となる。これを追撃することで反撃を食らわずあっさり討ち取れる。会戦で計上される死傷者の大半はここ。局所局所で部隊を包囲して士気をクラッシュさせるゲーム。それを最大限抽象化すると囲碁なのか。
騎兵の効果は絶大で、槍を持ってないような軽装歩兵では騎兵に対する対抗手段が無いため、突撃を食らって一瞬で士気壊滅、あとは狩られるだけといったことになる。敵軍死者481名、自軍死者5名。生身の人間にとってほんと騎兵って怖いですね。
一方こちらはマケドニア長槍部隊の密集陣形ファランクス。
ここに騎兵突撃してもブスブス焼き鳥のように刺さってしぬだけです。
ローマは信長の野望でいうところの織田家かそれ以上なわけなので当たり前に強いけど、ファランクスを組めるようなアンチ騎兵ユニットが存在しないのでちょっと敵騎兵には弱い。
ローマの敵は、北はガリア、西はスペイン。南はカルタゴ。東はマケドニアのディアドコイたち。
ローマ三氏族のユリウス家で始めると北側の配置なので、当面は蛮族ガリアと戦うことになる。
戦術マップは野戦と攻城戦があり、攻城戦で攻め落とすのはなかなかめんどい。
ガリアの場合、城じゃなくて集落だからまだラクだけど。
ガリアの族長。こわい。
北と西の蛮族は平定し、東のアンティゴノス朝マケドニアへ侵攻。
やっとまともな軍隊同士の戦いという感じに。
リビアに築いた橋頭堡に、ディアドコイの一つ、プトレマイオス朝エジプトが攻めてきた。
初めて見る戦車。射程の長い弓、そしてファランクス。
射撃戦でも騎兵戦でも歩兵戦でもこの軍備では勝つのがきつい。
共和政ローマ軍にとって大きなイベント。マリウスの軍制改革。
従来はローマ市民権をもつ者の義務(あるいは権利)として兵役に就く徴兵制であったものを、志願制に変えることで無産階級の取り込みと職業軍人化ということでなんだか一気にパワーアップする。これがきっかけで軍団の私兵化が進みやがて帝政へと至るわけだけど、ゲームではもともと私兵だ。
とりあえずゲーム的には、改革前にはハスタティ、プリンキペス、トリアリィから成る三階級の市民軍だったものが、改革後は市民兵であるレギオーと非市民兵から成るアウクシリアへと変更される。
訓練されたレギオーだから成せる業、映画でおなじみテストゥード隊列!
これで矢の雨もへっちゃらだ!
って、投石されると死んじゃうけど。疲労も溜まりまくるけど。カルラエの戦いで惨敗するけど。
組むのに時間かかるし足が遅くてイライラします・・・。
敵にけしかけると士気を削いでくれるわんわん部隊。
追撃にも使える。
けど、気づいたら川流れしてた・・・。
さすが紀元前。
登山家か、あるいはFuelかというような地形も行軍します。
激しい戦いでふっとんだ。
人民の支持を受け、ルビコンを渡り元老院派を叩き出す時が来た。
もうちょいだ。
いやーしかし、この手のゲームは領地が増えるごとにかかる時間が増えていってすごいたいへん・・・。























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