The Elder Scrolls V: Skyrim (1)
TESシリーズ5作目、スカイリム。
帝国の中心を描いた前作オブリビオンから200年後、北のスカイリム地方を描くのが今作。
前作よりもシステムが大幅に簡略化されていて、アイテムの耐久度や交渉システムや複雑なレベリングや調合器具を廃止するなどずいぶん切り捨てた部分も多いのだけれど、代わってパーク制の導入や体力、魔力、スタミナの主要3要素をスキルから独立させるなど、モダンにカジュアルにしつつもプレイヤーの意思でよりキャラの方向性を明確にしやすくなった。個人的に前作はMODでシステム調整に明け暮れたりして結局クリアできてなかったけど、それが今回は普通に遊べる!と感じる改善具合。大抵この手の変更は前のほうが良かったよね感が強いのだけれど、これはもう大成功なんじゃないだろうか(シリーズ通してやってる人にはヌルい調整かもだけど)。
そうしたわけでストーリー部分により集中しやすくなったのだけれど、なんかベタに魔界と戦うって王道ファンタジーっぽかった前作に比べると、力の衰えた帝国とそこから独立する地方の内戦というシリアス具合が自分的にはかなりぐっとくる展開でいい。
キャラメイクは毎度好きに選べるけれど、Mount & Bladeとかヴィンランド・サガとかヒックとドラゴンでノルド萌えーだったので、今回はやはりこの極寒の土地にふさわしいノルドっ子で脳筋プレイしかないだろう!
しかしまあ、モヒカンがあればやはりモヒカンを選ばなきゃいけないだろうし、ヒゲも必須だろうし、戦化粧もマストだろう、
と思ったらだいぶ雑魚い感じになった。
女の子の母親の視線が痛い。
ドヴァッ!キーン!
Mount & Bladeでリーチを活かして両手斧を振り回すのが好きだったのでスカイリムでも両手斧戦士として育てていこうと思ったのだけれど、しかしノルドと言えばでかい丸盾も特徴なわけで、あーやっぱ片手武器にしときゃ良かったかなと思ったり…
でも鍛冶場のおっちゃんに両手斧くれって言ったら、「イスグラモル(ノルドの英雄)のようだな」と言われたので、ああこれで間違ってなかったんだ、と思った。
ただあくまでRPGだからアクションはいまいちなままで、前ダッシュ斬りで大ダメージ狙いしか能がない脳筋っぷり。両手武器はモーションがもっさりすぎて食らいながら攻撃するのが前提というか、せめてキャンセルとかできればMount & Bladeみたいに間合い取ってリーチを活かすような立ち回りもできそうな気はするんだけれど…。
内戦の地を舞台にしつつも、あくまでメインとしてはドラゴン退治という感じかな。
野良ドラゴンが多く、いつでもどこでも襲ってくる。
内戦クエストについては、帝国側か、ノルド側か、どちらかの陣営に与することができるのだけれど、いまだ決めかねて世界を放浪している。
22世紀には「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ」とロボットが言うくらいだけど、そんな達観できるような時代じゃない。
冒頭でいきなり帝国に処刑されそうになるので、ノルドうんぬん以前に帝国に味方するのはありえないだろうとは思うのだけれど、村を回ってみるとノルドもそんなに一枚岩では無いらしい。
前知識無くプレイしてたので、この世界の中で本を読んで初めて知ったのだけれど、前作の動乱の後で疲弊した帝国はエルフ勢に攻められ、いくつかの領土は奪われ、いくつかの領土は離反し、そしてあの帝都まで占領されたというのだから驚いた。脱出した皇帝とスカイリムの援軍でその後帝都を奪還し停戦に至ったという話だけれど、今回問題になっているのがその停戦条約の内容で、九大神のうちの一つ、タロス神の信仰を禁ずると言うもの。
このへんモデルとしては、融和的なローマ帝国に排他的な一神教の影響が広がり、やがて終焉を迎えるというような過程に相当するような感じなんだろうか。
シリーズ通してプレイしてないから今さらやっと知るという感じだけど、エルフとかトカゲ族とか猫族とかいるこの世界は当然我々の世界とは違っていて、その設定はゲーム中の家屋などに普遍的に置かれている本を通して窺い知ることが出来る。
現実の今の世界ではアブラハムの一神教が席巻しているけれど、TESの世界が古代の多神教世界であるってことだけでも改めて違った物の価値観を意識させられるし、八百万の日本はまた違うよなーと。ノルドの祖先が神になったというタロス、その信仰が否定され、広場では四六時中愛を訴える人もいる。
古代ローマはハンニバルによって危機に陥ったとき、代打としてオリエントから女神キュベレーを輸入して打ち勝ったらしい。なんだかCEO交代劇のような神のリストラ感覚。前回『シベールの日曜日』のことを書いたけれど、あのシベール=キュベレーであって戦勝後には重要な神の一人に位置づけられることになったそうだけれど、熱心な信者は自ら去勢を行うほどだとか。TESの神々の信奉者もカルトっぷりに溢れててなんだか分かる気もする。
だけど、そうした外来の神がやがて取って代わられるのはスカイリムの状況にも近いんだろうか。
ノルド人たる自分はそれをどう思い、どう行動すればいいのか。
しかし、主人公の顔を見るたび無表情すぎて何考えてんのかさっぱり分からなくて困惑する。。。
<おまけ>
スイートロール三兄弟。
エランドゥルさん、あついです。
温泉ヒャッホーーーーーーウ!
南無い。
ゴリラ猫耳化計画。
現在の旅の過程。
ホワイトラン→リフテン→ホワイトラン→リフテン→ドーンスター→モーサル→ソリチュード

































Post a comment