Space Engineers – 宇宙の溶接屋さん

Space Engineers

宇宙系クラフトゲーム、Space Engineers。現時点ではまだ開発中のアーリーアクセスでの提供だけれど、継続的にアップデートを重ねてきたことでユーザーコミュニティからだいぶ評判が良く、以前から気になっていた。でもクラフト系ゲームは時間かかるしちょっとなーと思っていたところ、週末フリープレイの誘いからまんまと4Pack購入に至ってしまった。

基本がサンドボックスということもあるけれど、特にアーリーアクセスということもあって現時点では明確なゲームの目的というものが定められていない。そのため遊び方はユーザー次第という感じになっている。

まず開発経緯として最初に実装されたのは無制限にブロックを出して宇宙船を作れる「クリエイティブモード」。これはレゴブロック感覚で宇宙船を作り、それを操縦して戦闘もできるといったもので、デザインにこだわって自慢の作品を作るなどとにかく好きに造形したいという遊びができる。

そして後から実装されたのはよりゲーム的な「サバイバルモード」。こちらでは資源を採掘してパーツを作り、溶接作業をして初めて船が出来上がっていく。宇宙版Minecraftといった感じ。

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そんなわけで、右も左も分からなかったけど、仲間内数人のマルチプレイでまあなんとかなるでしょという勢いでいきなりサバイバルモードで開始した。

アーリーアクセス開始から一年経ってもまだ開発を続けている本作は、アップデート履歴を見るだけで懸念していたことだけれど、やはり第一印象としてはものすごくメニューが多くて取っ付きづらい。ただでさえ宇宙空間ということで3軸移動+回転操作だし、様々な機能を持つモジュールがいっぱいあるし、何を、どうすれば、なんなのか、というあたりを手探りで把握するまでにはどうしても時間が掛かる。一人でやってたらちょっと挫折していたかもしれない。慣れればどうってことはないけれど、慣れるまでのハードルが高い(当たり前か)。

あと英語表示についてはほぼ単語だけで特に専門用語も無いので、訳すまでもなくだいぶ分かりやすい。

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メテオが降り注ぐ過酷な環境のため、屋根など作ってみるがすぐにボコボコに破壊されてしまう。

まあ初プレイだし一通り操作に慣れたらリスタートかなと思って、船ごと基地に突っ込んで重要施設を破壊したりとか好き放題にやってたのだけれど、初期の船を解体してその素材を使って施設を再建したら結局なんとかなってしまった。

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採掘作業。手持ちのハンドドリルで星を削って鉱石を採取してコンテナに貯めていく。

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鉱石をRefinery(精錬機)に入れるとOreからIngotとなり、Assembler(組立機)ではIngotを組み合わせて鉄板やモーターなどの部品を生産することが出来る。まあこのへんの流れはクラフト系ではお馴染みな感じ。

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そうして用意した部品を使って船体モジュールを配置し、宇宙船を作り上げていく。

特にサバイバルモードでは部品を配置してもまずは骨組みだけなので、そこから一定時間かけて溶接作業をして初めて完成するというのが特徴的。ただの手間だけど、手間暇かけて徐々に出来上がっていくのが自分で作った感に繋がっていくし、ダメージを負ったときの修復作業や、解体して資源化する際にも作業の手応えが出てくる。

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船体設計については単に噴射口が前後左右上下6方向あれば良く、パネキットやKSPのように噴射口の位置や角度の厳密さは現時点では特に無い。なのでそのへんは物理シムというよりはカジュアルに遊べるレゴクラフトという感じ。

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ハンドドリルでは少しずつしか掘れないし、手持ちのインベントリではすぐに一杯になって鉱石を持ちきれないので、採掘用のドリル船を作る。

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4連ドリルだヒャッホウ!!

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と、
勢い良く突っ込んだらボーン!!!

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無残に傷ついた船を基地に帰投させ、また作り直しだ…!

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もっと…、もっといっぱい掘りたい…!
という欲望のままにドリル船を拡張していく。

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船の組み立てには部品が大量に必要で、手作業では何度もコンテナと往復する必要があって大変なので、作業用の溶接・解体船を作る。

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ドリル船とカーゴ船でドッキング!
宇宙版大型トラックだ。

Space Engineers

ズゴーーーーーーー!!!!
ゴリゴリゴリ…!!!!!!

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赤いライトでデコってみたら薔薇のよう。

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ドリルをいっぱいつけたら船ごと振り回されて制御が難しく、あちこち岩にぶつけてすぐ壊れてしまう…。

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というわけで、今のところは延々と
「船作る→なんらかの事情で爆発or消失(メテオとかバグとか船体設計ミスとか接触事故とか)→また船作る→またぶっ壊れる」
の繰り返しで全体的に見れば何も進捗がなく、不毛であり、資源を獲得しようとして逆に消費している感が強いのだけれど、それでもなんかひたすらやってしまうクラフト生活系の魔術的な魅力に囚われてしまっているような感じ。

ゲームデータとしての進捗は無くてもそういった試行錯誤を積み重ねることで、純粋にプレイヤー経験値が上がっていくプリミティブな学習感に引っ張られているというか。ゲームにオブジェクティブなんて無くてもいいんだ…!

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本作は特に、無重力下での溶接作業というのがすごく宇宙作業感あって、ふわふわと漂いながら無心に溶接しているだけでこのゲームでしか味わえない境地があるような感じ。

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溶接船で溶接モードをONにしながら自分も船外に出て手作業で溶接するとマルチタスクで仕事してる感がなんとも嬉しい。
採掘ゲームと言うより、溶接ゲームと言っても過言ではない。

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コックピットに座って主観で眺め回すのも、農機や重機ゲーに通じる没入感というか、自分が作り上げた船って感じがして良い。

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あと銃やミサイルつけて戦闘もできるけど、サバイバルモードでは船を作るだけで精一杯だし、資源が厳しいので、もっと余裕が出来てからかクリエイティブモードでの遊び用かなと。
ほかにはセンサーやカメラ、リモートコントロールを組み合わせたり、プログラム的なこともこれから実装されていくようなので、いかに手作業を自動化するおもしろ機構を作れるかというところで悦に浸る感じ。
基本的に目標の無いゲームなんで、サーバー立てて身内と一緒に作業するのが楽しいと思います。